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「獅子吼」 第33類

◆対象商標:
「獅子吼」(筆文字風に縦書き、詳細は公報参照。)
第33類「泡盛,合成清酒,焼酎,白酒,清酒,直し,みりん,洋酒,果実酒,酎ハイ,中国酒,薬味酒」
 
◆種別と審判番号:
拒絶査定不服の審決
不服2017-5975
        
◆審決日:
2017/11/13
 
◆関連条文:
商標法第3条第1項第3号
商標法第4条第1項第16号
 
◆結論:
査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
 
◆理由:
原審において提示された地名事典によれば、石川県白山市に「獅子吼高原」が存在することが認められるものの、「獅子吼」の文字は、「獅子がほえること。大いに熱弁をふるうこと。」等の意味を有する語として一般的な辞書に掲載されているものである。
 
これより、本願商標に接する者がこれから直ちに高原名としての「獅子吼高原」を想起するとはいい難い。
 
また、本願の指定商品を取り扱う業界において、「獅子吼」の文字が、商品の産地、販売地、品質等を表示するものとして一般に使用されている事実も、また、そのように認識されていると認めるに足る事実も発見できなかった。
 
そうすると、本願商標は、これをその指定商品に使用しても、商品の産地、販売地、品質等を表示するものとはいえず、自他商品識別標識としての機能を果たし得るものであり、かつ、商品の品質の誤認を生じさせるおそれもないものである。
 

よって、本願商標は商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当しない。
  
   
◆コメント
著名ではない地名が含まれる商標について、商標法第3条第1項第3号が適用されるか否かについてが論点である。
本件においては、著名でない地名であり、かつ辞書には別の意味として掲載されている語である。
本件の場合は、著名としての識別力は低く、商標法第3条第1項第3号は適用されないとした判断が妥当であろう。
妥当な審決であったと考える。
 
 
審決公報はここをクリック。

 

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