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「KRYSTAFEED」 第1類

◆対象商標:

「KRYSTAFEED」

第1類

 

◆種別と審判番号:

異議の決定

異議2017-685004

 

◆審決日:

2017/07/21 

 

◆関連条文:

商標法第4条第1項第11号

 

◆引用商標

登録第5352011号商標 「KRISTA」

 

◆結論:

国際商標登録第1256651号商標の商標登録を維持する。

 

◆理由:

1 商標法第4条第1項第11号該当性について

(1)本件商標について

本件商標「KRYSTAFEED」の構成各文字は、同書、同大、等間隔に表され、全体としてまとまりよく表されているものであり、外観上、「KRYSTA」の文字部分又は「FEED」の文字部分が他の部分から独立して強く支配的な印象を与えるものとはいえない。

 

また、本件商標の構成文字に相応して生じる「クリスタフィード」の称呼は、長音を含め7音で構成され、格別冗長というべきものではなく、無理なく一連に称呼し得るものである。

 

さらに、本件商標の構成中の「FEED」の文字が「動物にえさを与える」、「植物に肥料を施す」等の意味を有する英語であるとしても、本件商標のかかる構成において、「FEED」の文字部分が、商品の品質を具体的に表したものと直ちに認識されるものとはいい難く、また、殊更「FEED」の文字部分を捨象して、「KRYSTA」の文字部分のみが独立して自他商品の識別標識として機能し得るとみるべき格別の事情も見当たらない。

 

これより、本件商標は、構成全体をもって一体不可分の造語として理解、認識されるものというのが相当である。

 

そうすると、本件商標は、「クリスタフィード」の称呼のみを生じるというのが相当であり、また、特定の観念を生じるものではない。

 

(2)引用商標について

称呼:「クリスタ」

観念:特定の観念を生じない

 

(3)本件商標と引用商標との類否について

外観:

明らかに区別し得る。

 

称呼:

明らかに聴別し得る。

 

観念:

相紛れるおそれはない。

 

これより、本件商標と引用商標とは、外観、称呼及び観念のいずれにおいても相紛れるおそれのないものであるから、両者は非類似の商標であり、本件商標は商標法第4条第1項第11号に該当しない。

 

 

◆コメント:

申立人は、「FEED」の部分が、「植物に肥料を施す」等の意味を有する英語であり、「肥料」について使用する商標の接尾語として用いられることが多いから、「FEED」の文字は、それ自体、自他商品識別機能が弱く、本件商標をその指定商品に使用した場合、これに接する取引者、需要者は、本件商標の要部は、「KRYSTA」の文字にあると認識する旨主張した。

しかし、本審決では、「FEED」が、商品の品質を具体的に表したものと直ちに認識されるものとはいい難いとして、請求人の主張は採用されなかった。

申立人が主張している以外にも、「FEED」はいくつかの用例があるため、本審決の判断は妥当なところであろう。

 

 

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