「生コンディショナー」 第3類「ヘアーコンディショナー」

◆対象商標:
「生コンディショナー」
第3類「ヘアーコンディショナー」


◆種別と審判番号:
異議の決定 
異議2016-900276


◆審決日:
2016/12/28


◆関連条文:
商標法第3条第1項第6号


◆結論:
登録第5854696号商標の商標登録を維持する。

 
◆理由:
(1)本件商標について
本件商標の「生」の文字が、「動植物を採取したままで、煮たり、焼いたり、乾かしたりしないもの。材料に手を加えないこと。」の意味を、「コンディショナー」の文字が、「髪等の状態をととのえるもの。ヘアーコンディショナー。」の意味を有するとしても、これらの語を連結した本件商標全体としては、特定の意味合いを認識させるとはいい難い。


また、「生コンディショナー」の文字が、自他商品の識別標識としての機能を果たし得ないというべき事情は発見できなかった。


これより、本件商標は、特定の観念を生じない一種の造語を表したといえるものであって、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものであり、商標法第3条第1項第6号に該当しない。


(2)申立人の主張について
申立人は、「生シャンプー」、「生洗顔」、「生石鹸」及び「生せっけん」の使用例を挙げて、本件商標がその指定商品の品質を表す語として理解されるものであって、需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができない商標である旨主張している。


しかし、申立人提出の証拠からは、「生シャンプー」、「生洗顔」、「生石鹸」及び「生せっけん」の文字は、いずれも申立人のいう意味で取引上普通に使用されていると認めることはできず申立人の主張は、採用することができない。


  
◆コメント
「生コンディショナー」が自他商品識別機能を発揮していないという使用例を発見できなかったことが本審決の判断に大きく影響を与えていると考える。

 

 

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