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「Hirtequa」 第5類「薬剤」

◆対象商標:

「Hirtequa」

第5類「薬剤」

 

◆種別と審判番号:

異議の決定

異議2017-900106 

 

◆審決日:

2017/08/03

 

◆関連条文:

商標法第4条第1項第11号

商標法第4条第1項第15号

商標法第4条第1項第19号

 

◆引用商標

1)登録第5135297号商標 「EQUA」

 

2)登録第5135298号商標 「エクア」

 

◆結論:

登録第5908848号商標の商標登録を維持する

 

◆理由:

(1)引用商標の周知性について

申立人の主張及び提出た証拠によると、「エクア」及び「Equa」は、申立人らの業務に係る2型糖尿病治療薬(選択的DPP-4阻害薬)を表示するものとして、薬剤師を含む2型糖尿病治療薬の取引者の間では一定程度認識されているものと認められる。

 

しかし、申立人提出の甲各号証からは、「エクア」及び「Equa」が、申立人らの業務に係る商品(薬剤)を表示するものとして、市販の薬剤を含む薬剤全般の需要者の間にまで広く認識されているものと認めることはできない。

 

(2)商標法第4条第1項第11号該当性について

ア 本件商標

称呼:「ヒルテクア」

観念:特定の観念を生じない。

 

イ 引用商標1および引用商標2

いずれも、

 称呼:「エクア」

 観念:特定の観念を生じない。

となる。

 

ウ 本件商標と引用商標との対比

外観、称呼、観念いずれも相紛れる恐れはなく、本件商標と引用商標は非類似の商標である。

 

なお、申立人は、引用商標が周知著名商標であるため、本件商標「Hirtequa」のうち「equa」を要部と捉え類似である旨主張する。

しかし、上述のとおり引用商標の周知著名性は認められず、申立人の主張は認められない。

 

よって、本件商標は商標法第4条第1項第11号に該当しない。

 

(3)商標法第4条第1項第15号該当性について

引用商標の周知著名性は認められず、かつ本件商標と引用商標は別異の商標であることから、商品の出所について混同を生ずるおそれはなく、商標法第4条第1項第15号に該当しない。

 

(4)商標法第4条第1項第19号該当性について

上記(3)に加え、本件商標の商標権者が、引用商標の名声や信用についてフリーライドする又は稀釈化するなど、不正の目的をもって本件商標の使用をするものと認めるに­る事実を見いだすことができない。

 

よって、本件商標は、商標法第4条第1項第19号に該当しない。

 

 

◆コメント:

指定商品「薬剤」においては、他の商品役務に比べて、類似と判断されやすいとの話もよく聞かれるところではあるが、本件商標と引用章商標とは称呼において、語頭に大きな差異があり、また本件商標の要部を「equa」とする格段の理由もないため、妥当な審決であったと考える。

 

 

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